もらわなければ絶対に損!妊娠・出産に役立つお金ガイド

妊婦検診

 

妊娠・出産は一家の重大事です。出産時にもお金がかかりますが、その後も費用負担は続きます。いろいろな費用の管理についてはしっかり認識しておきたいものです。

 

そもそも初めてママになる時には、さてお金がいくらかかるのか?どうように準備したらいいか?など不安も多いものですが、理解しておけば安心して出産にのぞめます。まず、妊娠、出産時にもらえるお金などについてチェックしておきましょう。

 

最初に妊娠した時にもらえるお金が「妊婦健診の助成」となります。国がのぞましいと想定している妊婦健診は15~16回となっています。この妊婦健診ですが、健康保険が利く3割負担ではなく、10割負担なのです。従ってまともに全額支払いともなればかなりの出費になるのですが、妊娠を確定させる初回検診以外の14回分は助成してくれる制度があるのです。但し、申請をしないともらえないので、覚えておきましょう。

 

里帰り出産する場合だと、自治体が異なるので妊婦健診助成の受診券が使えなくなりますが、戻ってきた時に換金できるので心配無用です。申請期間は出産後6ヵ月や1年などと決められているので、里帰りから戻ったら、すぐに申請しておくようにしましょう。

 

もう一度まとめておきますと、制度は、妊婦健診費14回分の一部、もしくは全額を助成する制度。もらえる人は、各市区町村に住民票があって妊娠が確定した人。もらえる額は、無料検査項目や上限額などは、自治体によって異なりますが、妊婦健診15回を受けたとして、自己負担は2~3万円程度で済む場合が多くなります。

 

申請は、居住している市区町村の役所の窓口で、妊娠届を提出すればもらえます。申請時期は、妊娠確定後で、医師や助産師の指示が出た時です。