もらわなければ絶対に損!妊娠・出産に役立つお金ガイド

児童手当について

 

 

子供が生まれると「児童手当」がもらえます。しかし、「年少扶養控除」の廃止によってかえって増税になる家庭も出てきそうです。

 

0歳~15歳までの「年少扶養控除」が廃止されたことを、案外気づかない人がいるかもしれません。実際に0~15歳の子どもがいる家庭の税金がアップするのです。

 

所得税はすでに2011年1月から上がっており、2012年6月からは住民税も上がっているのです。0~15歳の子どもがいる家庭の「児童手当」は、子どもが3歳未満で1万5000円、3歳~中学生までで1万円(第3子以降が3~12歳なら1万5000円)となっています。

 

このように1万円、1万5000円などをもらっても、大部分の人の場合は、税金アップ分で差引マイナスになってしまいます。おやおやこれでは表題にそぐわないですね。

 

一番のお金の貯め時は、子どもが生まれてすぐから小学生6年生くらいまでです。この次期は、それほど教育資金もかからないので、この時期に貯金しておきたいものです。

 

中学校、高校、大学と進むにつれ、教育資金が一気にかかるようになります。お金がかかる段階になってから慌てないよう、しっかり貯めたいですね。

 

「児童手当」を貯めるなら、振り込み先を給与振込口座とは別の口座にすることです。教育資金として別の口座に分けて貯めていきましょう。ちなみに児童手当は、4カ月単位で振り込まれます。3歳未満だと1万5000円×4カ月分=6万円まとめて振り込まれます。