もらわなければ絶対に損!妊娠・出産に役立つお金ガイド

失業給付金

 

 

出産に関連してもらえるお金としては「失業給付金」もあります。本来、失業給付金は、退職した翌日から1年以内にもらうのを終了しなければなりませんが、妊娠している場合だと、その期間中に就職活動をして、雇ってもらうというのは現実的に困難です。そのため、申請をすれば、最長4年まで延長してもらえるという制度になっています。

 

しかし、退職後は専業主婦になるという人はもらえません。目安ですが、勤続年数10年未満、月収25万円の人の場合は、約45万円がもらえます。手続きをするには、退職する時に受け取る退職票が必要です。もらい忘れがないよう注意してください。

 

延長手続きは、退職した翌日から30日経過後の1カ月間というように期間が短く、さっさと行うのがポイントです。

 

もう一度まとめておきますと、制度は、妊娠・出産を理由に退職した場合であり、最長4年まで失業給付金の受給を延長する制度です。もらえる人は、雇用保険に加入していた人が退職し、産後に再就職を希望する人です。

 

延長の手続きについては、退職する際に職場からもらう離職票のほか、雇用保険被保険者証等を持ってハローワークで行う。給付の申請は、産後求職活動を始めたら手続きを行うことになります。

 

延長申請する時期は、退職の翌日から30日経過後の1カ月以内で、代理人申請も可能です。また、育児休業を取る人の場合は「育児休業給付金」が支給されます。条件は、雇用保険に1年以上加入しているなどで、月給の2分の1にあたる額が育児休業中もらえます。期間は基本的に子どもが1歳になる前々日まで、となっています。